反抗期ってなんであるの?~脳からみたら~
脳ってすごいんですよ!
長~い時をかけて完成された脳を
赤ちゃんはおなかの中で10か月という時間をかけ
再現していくといわれています。
生まれて10年の年月をかけて大人と同じ
機能を持った脳が完成されます。
私たち大人は10歳の子どもに対しては
まだまだ
子どもだから…
という思い込みで見てしまうけど大人と同じ
考えができる力があるんです。
反抗期は3段階に分かれてます。
第一反抗期は3歳ごろで、
「もうお母さんの一部じゃない」
といって反抗します。
何に対しても
「いや!」「だめ!」
何でも自分でしたがります。
第二反抗期は中間反抗期で
「もう同じ考えじゃない!」
と言って反抗します。
雨が降るから傘持っていきなさいと言えば
「何で?」
「いやよ、恥ずかしい。」
ああいえばこう言う…の状態。
第三反抗期は思春期から~
「別々の人間として扱ってほしい!」
という思いから反抗します。
外で家族に会っても知らんぷりをしたり
家族と距離を置き友人とばかり行動したり…
この反抗期があるということは
成長の過程として大事なことだと思います。
今、反抗している子どもさんはこの三段階の
大事な時を通して成長しているのかもしれません。
親を攻撃していると思いがちですが、
こうやって子どもから大人になろうとしています。
反抗しているからと言って育て方が間違っていた
とか、悪い子だとか決めつけたらだめだと思います。
親が受け止めてくれると思うから反抗心を
出せているとも思います。
いろんな考えとか感じ方などは
全部脳がやっています。
だから反抗していても悩まないで
立ち止まって考えてあげてください。
今はここ(反抗の三段階)に
この子はいるんだな、
という思いで見守ってあげてください。
分かってくれて受け止めてくれたという
思いがその子も未来にいい影響を与えると思います。