みまもり

中学校の体育祭が終わったころ、

以前カウンセリングに来たことがある

A子ちゃんがお母さんとやってきました。

 

小学校の時不登校になり始め

カウンセリングを受け、今は学校に

行けるようになっている中学1年生の女の子です。

 

「学校に行きたくないなショボーン…」

 

と言い出したそうです。

 

 

まずA子ちゃんは私の元に走ってハグしに来ました。

久しぶりだった私は、

 

今までがんばったねキラキラ

 

と、まずほめてやりました。

A子ちゃんは泣き出しそうになり、

でも、うれしそうですニコニコ

 

小学校からの苦手なお友達がからんできて

それが嫌で学校に行きたくなくなったと…

 

前回と同じように今頭の中で思っているもの

をホワイトボードの上に発散させました。

 

 

A子ちゃんにとってとても大切なところは

前回カウンセリングを受ける前は

頭の中で

 

学校に行かないことが自分を守る方法だいかないことが自分を守る方法だ

 

と思い込んでいたのです。

 

それが、彼女が自分の感情を発散し

それを受け止めてもらったと思えて

自分の小さなカラから出る勇気ができたのです。

 

ただ新しい環境と時間の流れが

中学で変わったのに慣れ始めたところに

ゴールデンウイークがあり、また新たに

1からやり直しなのと、体育祭など

新しいことが続くのに疲れた時、

自分を守る方法として使っていた

 

「学校に行かない」

 
という選択が楽に思えるのかもしれません。
 
 
でもA子ちゃんは早めに来たことで
それは違うということに気づいてくれました。
 
本当は分かっているかもです。
私達でもキツくなったら逃げ出したくなるから…
 
 
でも、がんばっているね、と認めてあげたり
感情を受け止めることで
またがんばろうという気持ちになれるのです。
 
A子ちゃんは90分くらいの間は
3~4回ハグしに来てくれました。
これはA子ちゃんが何を求めているかを表しています。
 
A子ちゃんは
次の中間テストで1番でも上がるね!
じゃあ私はブログがんばるね!
 
と、お互い目標を言い合って、
また帰り際に走って来てハグして帰っていきました。
 
次の日から学校に行き始めたそうです。
 
 
小さい時に決心したことを変えることができます。
でもその新しく決心した道を作っていくには
時間と愛情をかけて確かな道になるよう
見守ってあげてほしいです。
 
 
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