脳の切りかえ…!?
みなさん、困難なことや問題に直面した時、どうしてますか
一人で悩んでいますか
以前脳のお話をしたことがありますが
恋をしてドキドキしたり
何か始める時、
うまくいくか?と思って怖くなる
とかは心ではなく脳で感じているといいます。
脳には感じてそれを記憶させる器官があります。
昔のことを思い出すとき、
いやなことを思い出すと
その時感じた感情を一緒に思い出して
いやな気持になります
楽しいことを思い出すと
その時感じた感情を一緒に思い出して
幸せな気持ちになります
よく、
過去を引きずるな
未来を心配しすぎるな
というのもこういうところからだと思います
私たちの脳はまだわかっていないところがたくさんあります。
でも、脳を知ることで自分のことが分かってくるものもたくさんあります
脳を自分でコントロールすると話しましたが
ではどうしたらコントロールできると思いますか?
私たちの頭の中には
6人の自分(自我状態)
がいるといいます。
脳はひとかたまりで心臓や腸、胃、肺など
内臓のように区別してみることはできませんがそれぞれ違う働きをする部分があります。
6人の自分(自我状態)もそうです。精神器官ともいわれています。
やさしい親のような私
厳しい親のような私
客観的な私
子どもらしい私
おとなしい子どもの私
反抗的な子どもの私
この6人は全部自分なのです!
そしてこの6人が頭の中で一瞬のうちに入れ替わります
ある方から電話で、
「いやなこと言われて腹がたって腹がたっておさまりません…」
と相談を受けました。
そこでまず怒りを聞いてあげました。
感情は出してしまえば
消えてしまうはずなのに、
お友達に話しても消えないのは
感情が違うところにあるかも
と考えてもらいました。
すると彼女の口から
「あ、そうです!…怖いです。」
相手の人達に嫌われたりどう思われるかと考えたら「怖い」という感情です。
そこから少しづつ切りかえていくことで
いやなことを言われた
と思っていたけど
私のことを考えてくれたんだ
と切りかわり
気が付いたら怒りが消えていた!
とびっくりしていました。
このように自分の脳が考えていることなので
自分の考えが変わるとどんどん切りかえていくことができるのです。
彼女は自分の脳をコントロールしたのです
私が少しお手伝いしましたが、
自分でだんだんできるようになっていきます。
私は今イライラしているけど6人のどこにいる?
そう考えることが自分を見つめ、気づき、
どうしたらいいか見えてくる、コントロールするということなのです。
ちょっと難しくなったかもしれませんが
とっても大事なところなのでまた機会があったら脳について書きたいと思います。
一番大切なのは
客観的に物事を見る
ということなのです。