誰かが悪いわけではない

不登校の子を抱えたお母さん達と

お話しする中でよく言われるのが、

 

 

 

「私が悪いから」

と、責められるんです。

 
 

 

…と訴えられます。

 

 

そう

お母さんが悪いわけではないんです。

 

 

もちろん

子どもも悪いわけではないんです。

 

 

お互い思い合っているのは事実です。

それが相手に伝わるとき、

少しだけ違って伝わったり、

思い込みから自分の気持ちを

封印したりするのです。

 

 

 

 

ある不登校になり始めた

6年生の女の子に

 

 

「あなたの思いを全部だしていいよ。」

 

 

と、ホワイトボードに書いてもらいました。

 

書いても

書いても

 

まだまだ

 

出るわ出るわ…

 

 

 

 

お母さんと2人でそれを見守っていました。

 

 

  そうね

  そうだったの

  きつかったね

  よくがんばったね

  

 

そう言い添えながら。

 

 

 

書くのでは足りなく

彼女は口でも話し続けました。

 

ただただ、

お母さんと見守っていました。

 

 

 

1時間という時間でした。

 

 

 

その時から、彼女は変わり始めました。

 

 

わかってもらえた!

受け止めてもらえた!

 

 

 

もちろん学校にも行き始め、

今もがんばって行ってます。

 

 

 

不登校の原因はその人その人で

色々なパターンがあるでしょう。

 

 

その中で感じるのは、

 

お母さんが幸せにならないと

 

自分のありのままを

自分で受け入れ

自分を認めてあげた時

 

子どものありのままを

受け入れられるのではないでしょうか。